髪の毛と辛い食べ物の関係
トウガラシなどの辛い食べ物は髪の毛の生育には良くないと言われています。果たしてそれは本当なのでしょうか。ここでは辛い物が髪の毛に悪いとされるメカニズムについて紹介していきます。
辛い物が髪の毛に悪いとされる理由
辛い物が髪の毛に悪いとされるのは、発汗作用があるためです。トウガラシやスパイスなどの香辛料は多量に摂取することによって体温を向上させ、発汗を促進する効果があります。汗をかくと頭皮に汚れが溜まりやすくなり、頭皮が炎症を起こす可能性が高くなります。過剰に摂取しない限り、髪の毛に与える影響は少ないのですが、悪い効果が無いとは言えないのです。
辛い物は髪の毛に良い効果もある?
辛い物が髪の毛に悪い影響を与えるだけなのかと言われれば、そうではありません。辛い物は新陳代謝を活発にし、血行を促進させる効果があります。髪の毛の成長には血液から栄養素を受け取る必要がありますので、新陳代謝の悪い方には良い効果をもたらしてくれます。
つまり、辛い物は適度な摂取であればむしろ髪の毛に良い効果があるということになります。どのような食物にも言えることですが、過剰な摂取は身体に悪影響を及ぼすことを頭に入れておきましょう。
刺激物は辛い物だけではない
髪の毛の生育に悪影響を及ぼす可能性のある辛い食べ物ですが、辛い物以外にも刺激を与える食品はたくさんあります。例えばチョコレートやコーヒーなどのカフェインを含む食品。そして、ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフードです。これらは皮脂の分泌を過剰にし、頭皮環境を悪化させる危険性があります。辛い物だけが悪ではないので注意が必要になります。
辛い食べ物が好きな方でも適量であれば美髪に良い効果があります。汗をかきやすいという人は辛い物を食べた後に頭皮をしっかりとケアすることによって、汗による頭皮への負担を減らすことができると思います。